孔子学院について

提携校学長のメッセージ

対外経済貿易大学学長  王 稼瓊


 中国と日本は同様に歴史あるアジアの文化大国であり、歴史的に同じ儒教の思想に深く影響を受けているため、両国の文化はお互いに融合し、共通したところが多く、切っても切れない関係を持っております。今日において、グローバル化が進んでいる中、両国間の経済文化協力関係はますます緊密になっています。福山大学孔子学院は中国の2大学と福山大学の3つの大学によって2008年に設立されてから今まで、大学生や地元の社会人や青少年に様々な中国語講座を提供し、身近に中国文化を体験できる場を提供するだけでなく、中日両国国民の相互理解を深め、両国文化の交流と融合を促進することに多大な貢献をしました。今後も、世界の平和と多元的文化の発展を促進すること、また中日両国国民の友情を深めるために、福山大学孔子学院が一層大きな役割を果たせるよう、対外経済貿易大学は福山大学孔子学院の発展のために引き続き支援していく所存です。


上海師範大学学長  朱 自強


 7年前の早春、桜が満開の頃、福山大学孔子学院の設立を機に、福山大学と上海師範大学は親密な関係を結びました。中国語教育から中国文化の伝播まで、さらに漢学研究に至る福山大学孔子学院は、中日文化交流の窓口になり、両国の教育界・企業界・政界における協力の懸け橋になりました。
 孔子学院という優れた舞台を通して、上海師範大学から多くの教員や学生が福山大学を訪ねています。彼らは文化を伝えるだけでなく、知識交流や友好の面で大きな成果を挙げました。得難いことに、3つの大学の提携によって設立され、上海師範大学と対外経済貿易大学と福山大学の3校は、心からの協力のモデルケースとなっています。今後とも福山大学孔子学院が、中日両国そして大学における交流史に新しいページを開いてゆくことを、心より願っております。